ベルリンから初めまして!
ドイツ語超初心者がベルリンで留学始めました。
こんにちは!Guten Tag!🇩🇪
ドイツ・ベルリン在住のAyanaといいます。
ドイツ留学サポートセンターの松本さんに、留学の相談から出国準備まで大変親切にサポートしていただき、無事この10月から憧れのベルリンにやってきました。
そしてご縁あって、この度ベルリン生活のお役立ちブログを書かせていただくことになりました!
このある意味レアな「留学ほやほや状態」の毎日を、サバイブ?成長?する様子を、書き留めていこうと思います。
ドイツ留学を検討中の皆様のお役に立てるような、そして背中を押せるような!内容をお届けできたらなと思います。
到着から約3週間がたち、ベルリンはすっかり寒くなりました。ネタが尽きない刺激的な毎日を過ごしています。
そんな中で、第1回目は何を書こうか色々と考えたのですが、まずは心の拠り所となっている語学学校について書きたいと思います!
(朝学校に着き、先生とクラスのみんなの顔を見るだけで安心します)
というわけで、今日のテーマは「心にゲーテ住ませてみた」です。
何のことかは後ほど・・・
didという語学学校に入学しました
didは、お洋服や雑貨のお店、おしゃれなレストランやカフェが集まるベルリンの中心地、Mitte(ミッテ)地区のほど近くにあります。オフィスビルに入っており、綺麗で温かい雰囲気の学校です。
全くのドイツ語初心者の私は、A-1.1コースから入り、そろそろA-1.2が終わろうとしているところです。
クラスにはトルコ、フランス、スイス、ブラジル、ロシア、韓国から来たメンバーが10名ほど集まっていて、噂の通り国際色豊か。
みんな発音うますぎ・・・。
オンラインで参加している方もいらっしゃいます。
授業はもちろんドイツ語で。先生は優しい!
授業は月曜から金曜の午前9時から12時15分まであり、ドイツ語でドイツ語を習います。
ドイツ式アルファベットの読み方からお勉強し、
あいさつ、名詞の性別、冠詞、動詞の語尾変化、時間の言い方、助動詞・・・などを今日までに勉強して、
はい、これにて日本で予習してきた「貯金」ほぼ使い終わりました!
そのうえ「先生が何を言っているかわからないから、今何をすれば良いかわからない」という、
哲学のような壁にも、絶賛衝突中です。
さすがにみんなの顔が「???」となっている時は、英語で助け舟を出してくれますが、それに頼ってはいけない!
でも安心してください。先生方はとても陽気で、些細な質問にも丁寧に答えてくれますよ。
「A2から入る予定だったけど、思ったより難しくてコース変えた」なんて子もいました。
教材だけで学ぶのとライブで学ぶのは、外国のSUSHIと築地の寿司くらい違う・・・。
伝わりますか。これ以上、良い例えが思いつきません。すみません。
初回の授業後、無事に頭から煙
ふーーーーー(ブラジルまで届く深いため息)
これは困った。さてこの状況で何から始めようか・・・と巡らせた結果、
心のゲーテが「語彙を増やしなはれ」と言いました。やっと登場。
うん、そうです。知らない単語が多すぎて「こうかな?」みたいな予想すらできない。
何もかも初心者の私は、選り好みせずに、今できることからなんでもやろうと決めました。
語彙と言えば単語帳。これで代用だ!
今はスマホやタブレットで勉強する時代なのかもしれませんが、
私はそれでは覚えられないタイプなので、日本の学生は慣れ親しんでいるであろう、リングがついた単語カード、あれが無性に欲しくなりました。
しかし、探した限りベルリンには売っていません。
なので、ディスカウントショップに売っていた100枚入り名刺サイズカードをひとまずゲット。
さっそく家で作りながら「あ、100枚なんて秒速でなくなりますね」と気づいたのと、1枚に1単語はスペースが余るので、半分に切って200枚にしました。
で、今2パックめに突入です。
もしスーツケースに余裕があれば、日本からリング付きのものを数セット持ってきてもいいかもしれません。こだわらなければ自作も可能です。
★余談ですが、ドイツの老舗筆記具ブランド「FABER CASTELL」でシャープペンを新調しました。写真手前のペンです。ボケてますが、実物かっこいいんですよ。老舗どころか、現存する中では世界最古だそう。形から入るタイプです。
授業後は真面目に家に帰り、単語カードを2、3周し、今日の授業で新しく出てきた言葉で新作カードをこしらえ、授業の復習をやって・・・としていると、あっという間に夜。
そして1週間、2週間と経つうちに、
なんと、今は先生の言っていることが少しずつ聞き取れるようになってきました・・・。涙
いやまだまだですけどもね。
街中は想像以上にドイツ語だらけ!
「英語も通じる」と言われるベルリンですが、実際のところは、スーパーも薬局も駅も、基本的にドイツ語表記&アナウンス。
つまり生活するにはドイツ語が必須だと、心の底から感じています。
ベルリンにいるからには、しかも午後からは実質フリータイムなので、
美術館や古着屋さんに行ったり、写真を撮ったり、建築巡りをしたり・・・色々やりたいことが山積みです。
でも、お店などで、英語ではなくドイツ語で会話できたら、もっと楽しいだろうな、と思うので、まずは読めて話せるようになりたい!それが最優先になっています。
だから、授業後は寄り道の誘惑に負けず、
家にまっすぐ帰ります。(お腹空いているというのもある)

「やらなきゃ」というプレッシャーよりも、新しい言語を学ぶことが改めて面白い!
私は社会人を経て留学に来ているため、いわゆる「勉強」自体が100万年ぶりです。
だからか、昨日より1つでもわかるようになっただけで嬉しいです。大人になるにつれ、そんなピュアな経験、滅多にできません。
皆目見当のつかない単語が出てきた時ほど「おお、これこれ!」と内心テンションが上がっています。
星の数ほどあるドイツ語単語の中でも、現時点でのナンバーワンは
Veranstaltung(=イベント)ですかね。
文字数に対して訳がなんとシンプルなことよ。
文法や語彙についても、英語でいう「to不定詞!」「so that構文!」「・・・しすぎてもしすぎることはない!(謎)」など、
単発でひたすら覚えまくっていた学生の頃より、体系的に整理して考えられる・・・気がします。
何より、生きたドイツ語が周りに溢れている環境で言語が学べるってとても幸せだなと思います。
CDに吹き込まれたドイツ語で話してくれる人なんて、実際の日常にはいないでしょうから。
つい英語のように聞いてしまう件
・・・お役立ちブログになっていますか?
お役立ちかはわかりませんが、そして私だけかもしれませんが、
授業を受けながら常々思っているのが
「”英語耳”で聞いちゃダメ」です。
たとえばドイツ語etwas(=何かあるもの)がつい「it was」に聞こえてしまうし、du(=君)は「do」だし、そう聞こえてしまった時点でもう意味がわからなくなって、恒例の頭から煙状態です。
こう書くと英語が話せる人みたいですが、英語も中途半端な私です。
にしても、人間の脳って聞き慣れた方につい変換してしまうんですね・・・
“ドイツ語耳”になるには、単語インプットと同時に、文や会話を聞きまくることが必要かな、と思っています。
さて、初回から長くなってしまいました。半年後も1年後も、楽しく勉強できていますように!
間近に控えているA1卒業テストに震えつつ、
フランクフルトへの小旅行やお役所関係の手続きなど、この後も数々のイベントが待っております。
高確率で「てんやわんや」になると思いますので
またそれも書いていこうと思います。
それでは。Auf Wiedersehen!