価格の根拠?! ドイツの税関から冬服を奪還した話。
45€以下に収めたのに・・・待合室でひたすらスクリーンショットを撮りました。

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こんにちは、 Ayanaです。

日本もすっかり秋の気候でしょうか。
ベルリンは冬のコートが必須になってきました。

基本的に、天気予報を見るまでもなく毎日寒くて雨です。

しかし、曇り時々雨という感じで、ざあざあ降る梅雨のような不快感はないですよ。

 

はい、

なぜこんな無難な話をしているかというと、
冬のコートが今こうして手元にある喜びを感じているからです。

 

そんな今日は「ドイツの税関から冬服を奪還するの巻」を書いていきます。

 

簡単にいうと、日本から送った荷物が、ルールを守ってインボイスを書いたのに税関で引っかかり、がっぽり納税してきた話です。

拙い英語で、その日はちょっと頑張りました。

 

奪還までの一部始終を書きますので

日本から大きな荷物を送る予定の方は、こんなこともあるんだな、という気持ちでぜひ読んでください。

かさ張る冬服は出国前に日本から送りました。

数年前からなるべく服を買わない生活を送っている私でございまして、
(ミニマリスト等ではなく、買いすぎて置く場所がないだけです)

そのためコートなどスーツケースに入らない冬服は、

現地で新調ではなく、着慣れたものを日本から送りました。

 

日本郵便の国際郵便が、必要なインボイスをオンラインで簡単に作成できるので便利です。

お気に入りの本や雑誌も入れて最終的に12kgくらいになり、

送料は約2万6000円(2023年9月末時点)でした。

 

 

にまんろくせんえん・・・

と思いましたが、円安の今は、ベルリンであれこれ新しく買うよりも安いと踏みました。

日本郵便の追跡状況「留置所に到着」とは

ドイツの税関は厳しいという話ですが、フランクフルトは特に難関だそうですね。
しかしここは無事に通過しました。

 

ええ、ここまでは、、、順調だったんです。

 

まだかなまだかなと楽しみに待っていましたが、

日本郵便の追跡画面を見ると

 

「区分局に到着→配達局から出発→留置局に到着」

 

お、留置局とは???

治安が悪そうな字面してますね???

と背筋が寒くなり、調べたところ、地方税関送り(ベルリンの税関)になった模様です。

 

荷物がドイツ国内に入ると、配送はDHLの管轄になりますので、

追跡の最新状況はここで確認できます。

このような状況でした。Google翻訳しています。

日本郵便にこのお知らせは出ませんので、何かおかしいなと思ったらDHLをチェックお願いします〜。

 

😑厳しい厳しいとは聞いてはいたが、本当に送られてしまいました。

何も怪しいものは入れていないし、インボイスも細かく書いたのになぜですか。

 

万が一、このまま荷物が行方不明になってしまった場合は、

このわずかな服(秋仕様)で冬を越すのでしょうか。

 

嫌です。

 

😑😑

手紙を持って税関へ

懐かしのザラ紙(わら半紙)です

 

数日後、確かに手紙⬆︎が届きました。

あ、届くのね。追跡番号は機能してたのね。それはちょっと嬉しかったです。

 

この手紙と身分証と現金を持って、14日以内にどこどこまで来なさいと書いてあります。

確か

「必要であれば内容品の価格がわかるレシートなども持参するように」

とも書いてありました。

 

「レシートなぞもう無い。変なものは送っていないし、行って説明すればOKでしょ」と思っていました。

空のスーツケースを引いて、ベルリンの市内の税関まで行ってきます。

電車に乗って街のはずれまで。

 

受付番号を取らずに入室して恥をかく

 

窓口に誰もいないので、

「郵便の方はこちら」という表示を見て待合室を突っ切り、堂々と鉄扉を開けたら

 

「おたく何してんの」という目で、職員の皆さんに一斉に見られました。

 

はずかし!

待合室に戻るとなぜか窓口に人がいて(10秒前までいなかったじゃん)、

受付番号をもらい、おとなしく待ちました。

 

「申告価格が低すぎます。証拠を見せて」

 

結論から言うと、私の荷物が税関に引っかかったのは

「申告価格が低すぎた」からでした。

 

現在のルールでは、合計申告価格が45€(約7300円)以下であれば免税です。

私は冬服12、3着ほどと靴や本を、1点あたり数十円で書きました。5年以上着ているものばかりなので、価値としてはリアルにこのくらいの感覚です。

 

「私物です、価値とかもはや無いです」と言っても、

税関のお姉さんは「どう見てもおかしい」と譲らない。

 

—以下実際の会話です—

姉「それぞれの価格がわかるものを見せてください」

私「(うわー手紙に書いてあったやつだ) むむむ昔に買ったものなのでレシートないです・・・同じものはネットにも売っていないです」

姉「ebayで探してスクリーンショットをメールで送ってください

私「え、同じものを?? ほぼ日本の超ローカルなブランドでebayに出ていません」

姉「我々はそこまでは見ません。類似品で結構です」

私「まじ? ああ、まあ、はい、承知しました。(・・・それじゃあ参考にする意味がないのでは)」

姉「期日伸ばすから、一旦家帰ります?」

私「ありがとうございます(あら優しい🥺)、でも今日受け取りたいのでやってみます」

 

無駄に歯向かって監禁されたら困りますし、

一刻も早く奪還したかったので、おとなしく従いました。

 

合計150€以下を死守せよ!

その後は待合室で

怒涛のebay検索→スクリーンショット祭りです。

ebayは世界最大級の越境EC &オークションサイトです。

 

 

見た目と素材が似ていて、出品価格が最安値のものをかき集めました。

こんな感じで、全点分・・・

 

日本の本・雑誌は、価値のある古書しか出ていないため、

Amazonで同じタイトルを探し、中古の金額を申請しました。

担当者が日本語を見て匙を投げないように、まるで囲って「USED」と大きく書く

 

合計が150€を超えると追加の手続きが必要なので、150€以下を死守しました。

そして全商品分のスクリーンショットを、指定のメールアドレスに送ります。本文等は不要でした。

 

この時の窓口のお姉さんその2が、

「まじめんどくせえ」と言わんばかりに大変不機嫌な模様でして・・・

(私がカタコトだったのもあるでしょう)

少し悲しかったですが、突っぱねられないだけよかったなと思います。

 

お姉さんその2もさることながら、この時点でスマホのバッテリーが残り20%を切ってしまいました。

 

合計約120€+αになり、しっかり納税しました

ドキドキしながら10分ほど待ち、鉄扉の奥へ呼び出されました。

気のいいお兄さん「申告価格が45€以上の場合は送料も課税対象になりまっせ」

 

まじか。

内容品の合計約120€と日本からの送料約2万6000円を合わせて、

結果、55€ほど、納税してまいりました。

 

これ以上は特に何もなく、無事に受け取れました。スマホもまだ生きていました。おうちかえれる・・・

 

55€。これはどうなんでしょうか

1点あたり2000円ほどで申請するとあっという間に45€に到達してしまうし、

かと言って安すぎると怪しまれる。

 

冬服を何枚も送る場合は45€に収めるのは至難の業ですね。

素直に関税を払うか、ギリギリ45€に収めるか。

せめて1点あたり500円くらいで申告していたら、もしかしたらパスできたかもしれません。

 

また、普通に受け取れる場合もあるようなので、こればかりはわかりません。

運らしいです。

(って色々なブログで見かけますが、実感しました)

 

送料も含めると、今回は3万円オーバーの費用がかかりました。

先にも書いた通り、物も増えないし、新調するより安く済んでいるので、私はまあヨシとしています。

 

 

不当に徴収された場合は、異議申し立て制度もあるそうです。

なんか市民側の権利もすごいな。

 

今回のまとめ

・送った量と申告金額が見合わない場合は怪しまれる

・価格の根拠になる資料があると解放してもらいやすそう

・担当者の指示に従い、価値の参考になる商品をebayなどで探し、スクリーンショットをメールで提出

★基本はユーロで。参考品が売っていない場合は日本のサイトの円表記でもOK
★ブランド名、生産国が一致しなくてもOK (ツッコミどころ満載😑)

 

・45€以上は送料も課税対象

・お役所関係の日はモバイルバッテリーをお腹に巻き付けて

・天気が良くて明るい時間帯に行くべし

(大荷物&気持ちが折れても大丈夫なように)

 

 

また、ドイツの税関ZOLLのサイトには親切に規定が書いてあります。
(ドイツ語と英語です)

最新のルールはここで確認がベストだと思います。

 

海外の税関というとなんだか巨大な組織で、機械的に捌きそうなイメージですが、

その前にまずは皆さん人間です。

書類の不備はなくても、見た目に違和感があれば、そりゃ止めますよね。

税関を出たところに、なんだかクラシックで可愛いラジオ局がありました。

 

以上、なんとか切り抜けた、

税関ドナドナ物語でした。

 

ですが、ここまでしたのに、

 

ベルリンの洋服屋さんの誘惑に負けそうな自分がいます。

 

ニットとかかわいいいいい

 

頑張れ自分。

それではまた。Auf Wiedersehen!

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