【ドイツ語B2後半突入】会話やリスニング練習はどうしたらいいのか問題。
7ヶ月過ぎた今の状況報告です。勉強ツールなど紹介。

  1. ホーム
  2. お役立ちブログ
  3. 【ドイツ語B2後半突入】会話やリスニング練習はどうしたらいいのか問題。
  • 語学学校
  • ドイツ語

Guten Tag!  Ayanaです。

 

もう4月も終わりってか・・・。冗談はよしこちゃん・・・。

 

こちらに来てから7ヶ月が経とうとしています。

競馬行ったり花見行ったり、まるでリタイア後みたいな生活してますけど、

肝心のドイツ語の方はどうなんだい、と。

 

少し前に勉学について心を入れ替えたというのもあり、今日は自分のドイツ語状況について書かせてください。

 

今はB2.2を受けています

 

思えば数字すらまともに言えない状態で、勢いだけでドイツに来てしまった7ヶ月前。

 

月1ペースの進級テストに怯えながらも、なんとかB2.2(中級後半)までやってきました。

 

これがねえ・・・微妙な気持ちなんです。実力が全く伴っていないから。

 

7ヶ月目の現実

・話す時に語順崩壊

・ドイツ語らしいリズム皆無

・覚えたことと使えることに天と地の差がある

・リスニングはわからない単語が出てきた途端「◎△×※???(^^)???♨︎%■◇♩」←こうなる

 

つまり、会話できない人です。

 

進歩といえば、独独辞書を引いたり、ドイツ語のドイツ語解説を読むようになった、WEBサイトなどを即google翻訳しなくなった、ことでしょうか。

 

進歩を喜びたい気持ちと、あと∞倍勉強しないと、という気持ちと。こういう時に「いいこと言ってくれるなあ」と思い出すのが、昨年末に公開されたイチロー選手の話です。

 

「流行の自己肯定感という言葉は成長の足枷になる。その代わりに“手応え”が好きだ」(意訳)。

 

なるほど、手応えは「できない→できた」で得られるけど、自己肯定感は「ありのままでOK」みたいなところがある。元来人間は怠け者だから、自己肯定感を履き違えると成長のチャンスを失ってしまうかもね、という話。

 

最初に読んだ時は、イチローちょっと古いよ、と思いました。

しかし、今ならわかる。こうもできないことしかない毎日だと、手応えの方が格段に嬉しい。そして自己肯定感を盲信すると、将来ツケが回ってきそうで怖いということ。

 

正直「できなくて当然、生きてるだけで合格」と思いたい時もあります。でも、欧米圏の言語と全く違う国の人もドイツ語ペラペラ喋ってる。だからそういう考えはしないように努めてます。

 

B2スタートで再び危機到来

さてB2.1は、私にとって「第二回打ちのめされ期」でした。(第一回は入学直後)

「読む・話す・聞く」のレベルが一気に難しくなって、これはやばいと心を入れ替えました。

 

文法語彙はひたすら地道に覚えるしかないとして、

話せない・聞き取れない人間は、学校以外で会話する機会を自分で作らないとダメなのです。

 

ただ、学校の復習やわからないことを調べたりするだけでも余裕で1日が終わる。だから文法語彙と会話練習って、毎日レベルだと意外に両立が難しくて。

 

しかしですよ、ヌルいことは言ってられないのだ。だいたいお主、時間しかないだろと。

 

空いた時間は全部「話す・聞く」に当てるくらいの気持ちでいないとね。

 

 

というわけで、私が会話上達のために取り組んでいるものと感想を以下にまとめます。勉強ツールを探したい方の参考にもなればと思います。

 

Sprachcafé

街のそこかしこで開催されているドイツ語会話練習の場所です。場所はカフェだったり図書館だったり、いろいろです。

 

A1の頃から行ってはいましたが、最近ありがたみをより強く感じています。みんな同じ立場で、失敗を気にせず遠慮なく練習させてもらえる場所はありがたいです。

 

ただ週に何回も開催されているわけではないので、これだけでは全然足りません。しかし行かないより行った方がいいでしょう。

 

例1 Give Something Back To Berlin

完全ボランティアで運営されている組織です。知ったきっかけは、Sprachcaféではなくて、無料のピアノルーム。電子ピアノですが88鍵タイプもあって、無心で1時間弾けます。ギターなど他の楽器のレッスンや料理教室もあります。

夕方の写真で薄暗くて残念ですが、実際は学校みたいな雰囲気で賑やか。ボランティアで運営されているからか、とても温かい場所だなあと思いました。

 

そこで毎週1回、ドイツ語のSprachcaféがあることを知りました。さっそく行ってみたらすごい人!!100人はいるんじゃないかな?

 

自分のレベルに合わせてグループになり、自由に話します。

ボランティアの先生が1テーブルに1名ついてくれて、話を回してくれます。

 

毎週来ている人やとにかく上達したい人が多いので、恥ずかしがらずガンガン参加して大丈夫です!

WEBサイトはこちら

 

例2 meetup

meetupは、趣味や環境が同じ人が集まるイベントを探せるアプリです。

 

ベルリンで開催されている様々な集まりの一つに、↑こちらのSprachcaféがあります。こちらもレベル別のグループに分かれて1時間半ほど会話します。話すテーマは主催者が用意してくれます。

 

参加人数は30名くらいでしょうか。主催者もフレンドリーでいいイベントです。ただ開催頻度が月1に減ってしまったので、そこだけ残念です。(無料なので文句は言えません)

 

 

-小噺🍵-

meetup自体、そもそもどうなのという点。

ベルリンに来た当初、「友達を作ろう!」みたいなイベントに何回か行きました。でもこの手のイベントは、会話は結局英語だし、「何でドイツに来たの」「美味しい日本食教えて」などお決まりの会話をして終わるので、自分には合いませんでした。立食パーティが苦手な人は向かないかもです。私です。

 

(ん?meetupがどうというより友達作りが下手なだけ・・・)

 

Tandem

ご存知の人も多いでしょう。アプリで「日本語を勉強したいドイツ語話者」を探せます。遠方住みならオンラインでの学習も可。

 

まあぶっちゃけ出会い系目的で使っている人もいます。

勉強したい言語リストに日本語が入っていないのに連絡してくる人、永遠に英語でメッセージを送ってくる人。このあたりは無視です。ごめんね。

 

日本パワーに頼ってはいけないと思いつつ・・・でも本音は、少しでも日本に興味を持ってくれている人の方が精神的に楽。だから、賛否両論あるけど、私はタンデム好きですね。

 

相手の時間をとらせているので「迷惑をかけたくない」「私がもっと話せたら相手も楽しめるんだぞ」という気持ちもモチベーションになっています。

 

主に週末、カフェや公園で日常会話の練習をするので、外に出るきっかけにもなって嬉しいです。

ひたすら音読

会話のための自主練とでも言おうか、音読あらためて大事だと思います。教科書の文章を、適切な位置で区切りながらつっかえずに読めるようになるまで音読します。

 

先生曰く「教科書の音声と同じスピードで読めて、同時に意味もわかる状態まで持っていこう」。ハッハッハそいつは厳しいですわ。

 

でも日本語の本で置き換えてみたら当然ですよね・・・。やります・・・。

 

聞く練習はポッドキャストが便利

結局、私はまだドイツ語の構造に慣れていないのです。

そこで、朝の支度や夜ぼーっとする代わりに聴いているのがポッドキャストです。ドイツ社会の今の話題や季節の行事などが話のテーマです。

 

リスニング力向上には映画やドラマもお薦めされるけど、内容が合わないとちょっと辛くて続かない。私は時事問題の方が興味があるので、ポッドキャストが継続には合っています。

 

今はこの3つがお気に入りです。

Easy German

1話当たり40分弱の人気番組。話すスピードがちょっと早くて追いつけない・・・。けど配信者のノリが面白くて聴いています。

14 Minuten

1話当たり14分の番組。朝ご飯や化粧しながら聴いています。ゆっくりなので聞き取りやすいです。会員登録すれば無料でTranskript (文字起こし)が見れます。

 

Learn German

1話当たり20~30分の番組。こちらもゆっくりめですが、後半は英語で語彙の説明になるので、そこはドイツ語で解説してくだちゃいよという思いと、わかりやすくて助かる思いと、愛しさと切なさとです。

 

+++

と、話す・聞くの練習方法はこんな感じです。

 

あと1ヶ月で学校も終わってしまうのだけど、そしたらもっと工夫して勉強続けないとなあ・・・。

 

でも私は、ドイツ語の音やリズム、語彙の広さが好きなので、その気持ちを忘れずに引き続き頑張ろうと思います。

 

 

それではAuf Wiedersehen!

 

CONTACT

ドイツ留学サポートセンターではドイツ留学の
経験者があなたの希望を伺いながら、
提携先の語学学校、街を実際に視察してきた情報をもとに、
あなただけのプランをご提案し留学までのサポートを
させていただきます。

「まだ漠然としている」から
「具体的な学校選び」まで
お気軽にお問い合わせください

まずは無料で相談する