ドイツで就職活動!【履歴書の書き方から職探し編】
千載一遇のチャンスを逃さず応募してみるの巻

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Guten Tag!  しばらく波乱万丈でブログをお休みしてしまいました。

何があったかというと、仕事の面接を受け、内定をいただき、働き始めました。展開が早い。

 

ここで就職活動を振り返ってみたいと思います。

 

記事1本で収まりそうにないので、3回に分けて書いていきます。
ドイツでの就活に興味がある方はぜひご覧ください!(ラッキー度高めの就活なので、ドイツ人と同じ待遇・ポジションを目指す方には向きません、ご容赦ください。)

 

1:履歴書作りから職探し編

2:面接編

3:ビザ更新編

 

 

この先どうする?

 

春から現実味を帯びてきた「この先どうする問題」。(重い)
語学学校は5月末で終わる。その後はTelc B2を受けて・・・。

 

で、その先は?
私が持っているビザは「大学準備ビザ」ですが、何がなんでもドイツの大学に行きたい!というより、勉強、就職、フリーランスなど様々な道があるから、ひとまず吟味するために、一番長く滞在できる大学準備ビザを選んだ、という感じです。これ書いていいのか?

 

元々なぜドイツに来たかと言えば、出張で来て惚れてしまったドイツの、もっとリアルな社会と文化が知りたかったから。

 

大学で社会学などを学ぶのも面白そうだけど、約7ヶ月無職状態で暮らしてみて、この先4、5年も学生をやっている自分があまり想像できない。

 

学生に戻るのは今じゃないかも

元々仕事大好き人間というのもあり、仕事を通じて社会を知る方が自分に合っていると、身をもって感じました。
10年近く、日々仕事に粉骨砕身、無我夢中、時には「あいついつか倒す」など黒いことを思いながら、社会やトレンドを知る生活に、あまりに慣れすぎている。

 

それ、今更気づいたの?って話ですけど。

 

たくさんの選択肢から取捨選択を繰り返し、さらにリミットが近づいてきて「ああ、これがやりたいんだ」と気づく。これがないと私は大きな決断ができないようだ。

何もない砂漠に放り込まれて「ああ喉乾いた、水が飲みたい!」と心の底から思うのと、多分似ている(?)。

 

あとは現実問題、やうやう減りゆく残高・・・。
だから、就職(もしくはフリーランス)を将来の選択肢に入れたのがこの時期です。

 

まずはLebenslauf(履歴書)を作る

 

長い身の上話はさておき、

ちょうどその頃、B2の授業で履歴書や面接の受け答えを習いました。
試しに履歴書を自分バージョンで作り、先生に添削もしてもらいました。

 

調べれば基本の書き方は出てくるので省略しますが、先生に指摘されて「はーん(感心)」となった点がこちら。

 

学歴の項目名は「Ausbildung」

教科書には「Abschlüsse」とあったのですが、先生曰く「Ausbildung」の方がしっくり来るそうです。Ausbildungといえば職業訓練のイメージが強いですが、英語でeducationと訳せるように、教育全般も指せるんですね。

 

雇用形態はさほど重視されない

正社員or派遣社員など。でもバイトは書かなくていいと思います。

 

職種orポジションを明記した方がいい

「Vertriebsmitarbeiter/in」(営業)「Journalist/in」(ジャーナリスト)「Ingenieur/in」(エンジニア)などなど。「PR」「Sales Planner」「Manager」など英語で伝わる職種も多々あり。わからないときは、実際の求人票でどう書かれているかを調べると良い。

 

 

 

また、日本には履歴書と職務経歴書がありますが、ドイツには職務経歴書なるものはなさそうです。そのため仕事の実績はLebenslaufの職歴に端的に書きました。

しかも、ある人曰く「一枚一枚細かく読まれないし、単語でふるいにかけることもある」と(真偽不明)。まるで学歴フィルター。
これは企業の規模によるでしょうね。

 

でも履歴書はコンビニで買うアレ、実績は職務経歴書でこってりアピールするのに慣れているので、Lebenslauf1枚だけでは物足りないわ〜。

 

教科書のほぼ丸写しではありますが、私が作ったLebenslaufのフォーマットを載せておきます。

 

↑あくまで参考までに。ドイツ語のレベルは、私は正直に「Lernen in der Sprachschule (B2)」と書きました

ポータルサイトを見るも1分で撃沈

さて、履歴書はできた。次は職探しです。

「ドイツ人の職を奪わない」が、我々外国人の大前提ですので、日本人だからできる仕事を探す必要があります。

 

さらに。わかっちゃいるけど、当時B2も終わっていない、Telcも持っていない、英語圏で暮らしたことない、大学の専攻と職歴が見事に一致していない、の4拍子揃った日本人(私)が就けるオフィスワークなんてありません。

 

デュッセルドルフなど日系企業が多い地域には選択肢があると思いますが、それでも英独の語学力は必須だし、自分の経験を活かせる職となると、これまたチーン。

 

さらに私はビザ変更の必要があるので「ビザサポートあり」の求人でないと厳しい。
始まる前から無理ゲー(^o^)

 

となると選択肢は、日本料理店の求人。または、街を歩いて気になるところに突撃ですね。

 

さて・・・どうしようかな、と思った矢先です。「日本人であることを活かせて」「経歴とマッチし」「ドイツでやりたいこととマッチし」「ビザサポートあり」な神求人が出たのです。

 

これは!初掲載から三日くらい経ってるけど応募しない手はない!!と大興奮で教科書を見ながらAnschreiben(※)を作り、Lebenslauf、CV、一応日本語履歴書の3種類を添付して送信!ちらほら痛恨の文法ミスあり!!

 

👆ちなみに自分が作った文をGoogle documentに貼り付けると、文法ミスを指摘してくれます。

 

※Anschreiben=志望動機書

先生曰く志望動機書には2種類あり、「なぜ応募したか」を書く応募時のメールはAnschreiben、添付ファイルとしての志望動機書はMotivationsbriefとニュアンスが異なるみたいです。

 

そして待つこと数日。

人気そうな求人だから期待しないでおこうと思っていたら、面接に呼ばれたんです。

 

3秒だけ「ヒャッホー」となって、その後「どうすんの??????????面接ってドイツ語?????英語?????????」と我に返りました。

 

この身分で言うのもアレですが

海外へ来る時の計画性や語学力はとても大事だけれど(特に費用面!お金の余裕は心の余裕ですぞ)、

 

暮らしてみないと気づけないこともあるし、合わないと思ったら帰ればいい。それはプライドが許さなかったり、「なにくそ!頑張りたい!」と思えばその時の自分がなんとかするし。

興味があるなら「まずは来てみる」ことって大事かもと、今思います。

 

↑ぺしゃんこで可愛い旬のPlattpfirsich(蟠桃)。日本では希少だがヨーロッパでは定番の桃。甘い桃とスモモ(早口言葉)を足して2で割った味。 桃が球体ということすら、トコロ変われば常識ではないのだ。

 

 

今日はここまで。
「怒涛の面接対策 〜丸暗記も厭わない〜」に続きます。

Auf Wiedersehen!

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