気になる物価は?ドイツ留学中の自炊ライフの話。
おしゃれ一切なし!リアルすぎて若干恥ずかしい日常の食情報。
Guten Tag ! Ayanaです。
最近、少しずつ日が長くなってきて嬉しいです。日照時間は活動意欲と比例しますね。
ちょっと前のように16時で真っ暗だと、時計はまだ16時でも、気分は夜。出かける気や机に向かう気が失せますから。
うーん、春が待ち遠しいです。
話題の映画『PERFECT DAYS』を観ました
米アカデミー賞にノミネートされ、先生やその他ドイツ人もお薦めしてくれた本作。
監督はドイツ出身ロードムービーの巨匠ヴィム・ヴェンダース氏、主演は役所広司さんです。中心舞台は、東京の下町と「デザイナーズ公衆トイレ」(という表現でいいのか)。
↑不思議なUIです。ご体験あれ
監督の映画は大学生の頃に何本か観たものの、若さゆえなのか、ほとんど途中で脱落しましたが、
今作は最後の最後まで見入ってしまいました。
ストーリーは波瀾万丈とは無縁です。ですが、鑑賞後もずっと映像と音が心に残るような、静かで美しい映画です。
アナログなものが多々登場する一方、衣装協力が全部ユニクロだったり、制作過程から新旧混沌としている点もなんとも言えない魅力です。
また、日本が舞台であることに対して、もっと何かを期待していた外国の方は、がっかりしないかな?と余計な心配をしてしまいました。
つまりそれくらい、日本のなんでもない日常に近い。もちろん、脚色されている部分はありますけどね。
ああ、これ以上書くのは我慢しておきます。
上映は日本語+ドイツ語字幕です。(OmUという。)
セリフが短いので、円盤化されたらドイツ語の勉強にもよさそう。
できる限り字幕も追っていたのですが、日本語ってつくづく、話し手のクセやニュアンスが多様に存在しますね。
「お疲れ様」はSchönen Feierabend!なのだと学びましたよ。
万人に合う映画ではありませんが、エスケープしたい時や安寧がほしいにお薦めです。
ドイツ語B1コースに悪戦苦闘の日々
そんな1月。B1コースが始まって1週間が過ぎましたが、
いやあ、難しいです/(^o^)\
A2からの肩慣らし等は一切なくて、ややこしい文法が怒涛のように新登場し、
3格なのか4格なのかに翻弄され、長文は3回読んでも意味が掴めなーい。先生、主語はどこですか?
今習っていることを会話として使う自分を、想像できません。
「そう考えるとそうなってしまうぞ!いいイメージを持て!」と言い聞かせますがね。
一つだけ言えるのは、A1-2の内容は寝てても言えるレベルで体に染み付いていないとやばいということです。名詞の性、語順、各種活用などなど。
ま、語学はやったらやっただけ返ってくるものだなあと感じているので
めげずにひとつひとつ頑張ります。
そーんな複雑な気分の時は我が故郷の美味しいものでも!
・・・といきたいところですが、ただお腹を膨らますだけの外食は躊躇します。
だって、ラーメン1杯12〜13€(日本円で約2000円笑)、餃子とビールも頼んだらあらまあ大変、って感じ。
このように素敵な日本料理店も多いベルリンですが、ちょっと高いので頻繁に通うわけにはいかないのです・・・。
ですので、美味しいものを食べるには必然的にスーパーマーケット探検が日課になります。
というわけで今日は、スーパーのことやお気に入り品、日本から持ってきてよかったものなど、日頃の食について書いていこうと思います。
前置き、長かったですね☹️
本日の前提:日本での自炊プロフィール
・歴は長い
・好きだけど得意ではない(人様に振る舞う時は同条件でのリハ必須)
・お米と和食中心
・炭水化物抜きは無理
・だが小麦が続くと風邪をひく(致命傷)
・気に入れば同じ食事が続いても気にしない
・洗い物とゴミを少なくしたい
・使いきれないものは買わない
という人物が書く記事であることを前提に、何卒お願いします。
なんか・・・プロフィール地味だな(笑)
ベルリンのスーパーの物価はどれくらい?
世界中で物価上昇が続いていますが、ドイツも例外ではありません。
でも私は物価が上がった後に来ているので、まあこんなもんかと思えています。
一番近所のスーパーがNettoというディスカウントスーパーだからというのもありますが、
日本円換算さえしなければ、むしろ良心的じゃないかと。
例えば、よく買うものはざっとこんな感じです。
・レタス1個 1€(特売時)
・長ネギ1本 90セント
・白いキノコ400g 2〜3€
・スライスチーズ250g 1.9€
・トマト500g 2〜3€
・各種ひき肉500g 3〜4€
・ハム1パック 1.5€
・卵Mサイズ10個入り 2€
・牛乳1Lパック 1€
・パスタ500g 80セント
・レギュラーコーヒー500g 4€
何度も言いますが、日本円換算してはなりません。災の元です。
売り場はいつもワクワク
ちなみに↑の、ややごちゃっとした(笑)Nettoはその名の通りnett(親切)なお値段なんですけど、品揃えはイマイチ。
EDEKAやREWEは少しお高い分、品揃えが良く、売り場もカッコいいです(?)
また、便利なセルフレジは空いているのに、有人レジが行列状態の光景をよく見かけます。現金主義・アナログ派のドイツっぽくて好き。
大正義PFAND
有名だと思いますが、EinwegやLeergutの記載があるペットボトル飲料には「容器代デポジット」的なものが含まれています。
買った店でなくてもOK。空のペットボトルを持ち込むと、1本あたり25セントが返ってきます。機械から出てくるレシートをレジで出せば、その日の会計から割引されます。
別になんら得はしていないのですが、嬉しい。
お気に入り食品の紹介です
前述のプロフィールの通り、私は料理上手ではございません。なにより、洋食のレパートリーが壊滅的に少ないのです。
でもアジアの食材は割高なので、メインには向きません。食材を腐らせるのは嫌なので“冒険”もしづらく、「一体、ichは何を食べたらいいんだろう」って毎日思ってます。
もう4ヶ月も経つのに😂
そんなパッとしない食生活に、喜びを与えてくれるものを紹介します。留学初期はきっと頼りになるはず。きっと。
種類豊富、スープの素
冷蔵庫にあるものを炒め、このスープの素を入れて少し煮て、パスタを入れればほらfertig。(fertigという単語、便利&適当な日本語がなくて好っきゃねん)
特に写真↑真ん中のカレー味が美味しいです。これはお土産にすると決めています。1袋で大体三人前、1€くらいで買えます。
続いて「Brotaufstrich」=パンに塗るもの(笑)そのまんま。
上から黄色が「Geflügelsalat」(チキンサラダwithフルーツ)、水色が「Thunfisch」(ツナ)、青が「Alaska-Seelachs」(タラ科の魚)です。
冷蔵庫にないと気分が滅入るくらい好きです。ひとつ1.3€。
最後、反則技、チャパゲティ
近所に優秀なアジアンスーパーがあって、大好物チャパゲティが売っているのです!
ひとつ3€くらい。
食事がこれだけだと罪悪感がありますが、玉ねぎやお肉を炒めて和えれば立派な料理だろ、ということにしています。
日本から持ってきてよかったもの
和食の材料や調味料はベルリンでも調達できます。魚の種類が少ないですけど。ただ手軽だったり痒い所に手が届くものは売ってない。例えば
乾燥野菜ミックス(あるわけない)
中華風・和風のスープなどに便利です。ドンキで買いました。これとは別モノですが、お味噌とセットになっているものを最近知人が持ってきてくれて、歓喜です。お味噌汁さえ飲めば風邪すらも治る気がします。
そして意外なところかもですが、経口補水液
近年、OS-1など熱中症対策で知られるドリンクです。水やスポーツドリンクを飲むよりも、体に水と電解質を補給してくれます。
↑のME/NUはスティックタイプなので旅に便利&美味しくてお気に入りなのです。
激しく乾燥するドイツの冬、自覚がなくても確実に水分不足。水分不足は肌・髪だけでなく、体の機能全体に影響します。
あ、調子が悪いかもという時に飲むと、あら不思議。回復します。
いつかは尽きてしまうので、日本から送ってほしいのだけど、
食品のインボイス作成は両親にはハードルが高い。
限界が来たら、テレビ電話しながら一緒にインボイス作ろう・・・と思っています。
プチ情報:お米はレンジで炊けるよ🍙
お米一切なしの生活はやっぱりきついです。炊飯器がなくても、このDELISH KITCHENさんの方法を基本に、様子を見ながらやってみたら美味しく炊けました。
(計量カップがないので、1合や水の量は長年のカンでやらせていただきましたが、イケますた)
+++
さて本日の内容にキラキラ感がなく悲しいのですが(笑)
今は旅行ではなく留学、つまり生活ですので、映えない部分があって当然ではないでしょうか。開き直りかしらw
正直、何を食べたらいいかわからないけど、贅沢より合理性を求めると言われるドイツの風潮は、なんとなく性に合います。冷凍食品が豊富なのも微笑ましいではないか。
ただ一つ言わせていただけるなら、
じゃがいも大国なのにポテトチップが軒並み美味しくないのはいただけませんね。
まあ、せっかくいるのだから、なんか冒険しなきゃね、ですよね😂2月はブロック肉を買うのを目標にしようかな・・・
てな感じで、今日はこれにて。Auf Wiedersehen!