緑あふれる、4月のベルリン
超インドア人間をも外へ引っ張り出してしまう素晴らしい季節
Guten Tag! Ayanaです。怒涛の連続更新。
Der April, der macht was er will.
=4月は4月がやりたいようにやる。
春の天候の変わりやすさを表すドイツの言葉です。
先週のベルリンは、冬のぶり返しで寒かった・・・。雪や雹が降りました。
でもこの週末(4/27-28)は再び春らしく暖かくなり、もうルンルンです。
暖かい日は意味もなく外に出て、意味もなくそこら辺の公園で座りたくなる気持ちが、めちゃわかります。
そしてベルリンのいいところは、都会なのに大自然があること。小さい公園から森まで選び放題。
しかも「植物ボーボー」「だだっぴろい」というか、ワイルドなんですよね。隅々まで整備されているより、落ち着くような気がします。
完全インドア人間の私が、気温の上昇とともに吸い寄せられるように自然の中へ出かているので、今日はその模様を少しお届けします。
Gärten der Weltの桜まつり
4月中旬に、ベルリン東部にある公園「Gärten der Welt」で桜まつりが開催されました。
ここはアジアを中心とした世界の庭園を敷地内で楽しめる公園です。
桜まつりは2万人以上の来場者を誇る人気イベントとのことで、友人を誘ってどんなもんやと行ってみました。
続々と現れる可愛いコスプレイヤー。なるほどそういうお祭りですね。
桜は葉桜に差し掛かっていましたが十分拝めましたし、チューリップなどもきれいに咲いていました。
一緒に行った子が、青紫の小さな花を見てふと「Vergissmeinnichtだ」と言いました。「私を忘れないで」? もしや? そう日本の「勿忘草」です。調べてみたら、明治に英語名とドイツ語名から「勿忘草」と翻訳されたようですね。大先輩の翻訳センスにキュン。
伝統舞踊のステージがあったり、アジア料理の屋台や物販なども出ています。
屋台がどこも大行列だったので、もっと充実してくれると嬉しいなあなんて思いました。気軽にコーヒーも買えなかったので、水筒持って行ってよかった。
この公園は、散歩とハイキングの中間くらいの活動(なにそれ)にぴったりな広さです。
また隣接するKienbergparkまで↑ロープウェーが通っていますが、この日は強風のため運行していませんでした。残念。
首都とは思えないのどかな風景をご堪能ください。
初ビアガーデン、初・緑のビール
続いて、先日初めてノイケルンのビアガーデンに行ってきました。
ビアガーデン=ビルの屋上で、仕事終わりのサラリーマンでごった返しているのイメージ。
しかしご覧の通り林の中にあり、席もかなり空いている✌️✌️
話し声やBGMがうるさくて会話できないお店が苦手なので、むしろハナマルです。あっという間に3時間くらいだべってしまいました。
飲みかけのピンボケで恐縮です。↑ベルリン名物のBerliner Weiße Grün(サッパリ系のビールにシロップを入れたもの)がめちゃくちゃ美味。私の中で緑の飲み物といえばメロンソーダかこれか、になりました。
↑近辺の風景もすっかり春、というか初夏でした。こちら、郊外ではなく普通の街中なんですよ。
以降は写真を撮り忘れてしまいましたが。
4月は「公園ビール」もデビューしました。21時前くらいまで明るいので、ビール片手におしゃべりしていると気づいたら夜です。
また別の日には、フェスかと思うくらいの人だかり@ただの街の公園、なんかも衝撃でした。
それから・・・。「暖かくなると変な人が増える」のは世界共通なのかな、と薄々感じています。具体的に何とは言わない。
そんな春のお便りでした〜。ドイツ旅行は冬以外を全力でお勧めします。
それではまた、Auf Wiedersehen!