ハンブルク【Hamburg】
ハンブルク留学のメリット、デメリットを解説!
ドイツ第二の都市かつ最大の港街です。ハンブルク一都市でハンブルク州でもあります。古くからハンザ同盟の中心都市として栄え、ハンブルク港はヨーロッパではロッテルダムに次いで二番目の規模を誇ります。面積としては熊本県よりほんの少し大きいくらい。
港周辺の大規模な赤レンガ倉庫街は、横浜を何倍にも大きく、素敵にしたような港町ならではのロマンティックな景観が楽しめます。市内には近代的な建物、赤レンガの建物、ヨーロッパらしい豪華な建物が混在しており、洗練された都会の雰囲気があります。
エルベフィルハーモニー、オペラ座、ハレ、といったクラシック音楽やバレエ、オペラ鑑賞の機会も多い他、ミュージカルライオンキングの劇場もあり、ドイツのエンタメ産業の中心地でもあります。
ハンブルガーの挨拶はGuten TagではなくMoin(モイン)!
「え?ふざけてるの?」とクスッとしてしまう響きですが、慣れてしまえば短くて発音しやすいですよ!
ハンブルク留学の魅力とメリット
ダイナミックかつオシャレな港街での生活
ドイツで2番目の規模を誇る都市なので、観光、文化、遊ぶ所も充実しています。他の街にはない港町ならではのダイナミックな雰囲気があります。 13世紀頃からハンザ同盟の中心都市として栄えてきた歴史ある街ですが、第二次世界大戦で大きな被害を受けているため、現在の街並みは戦後に再建されたものです。
ハーフェンシティには巨大な赤レンガ倉庫街が数キロに渡って立ち並んでいて、ハンブルクなれではのロマンティックな雰囲気が楽しめますし、市庁舎周辺、内アルスター湖周辺は高級ショッピング街にもなっており、ヨーロッパらしさを感じるエレガントな建物が集まる地区です。 地区によって色々な景観が楽しめます。
エンターテイメントが充実している
エルベフィルハーモニー、ライスハレ、オペラ座があるので、クラシック音楽好きなら毎日のようにコンサート、バレエ、オペラを楽しむ機会があります。
ミュージカル劇場ではライオンキング、マンマミーア、ウィキッドなどを楽しむことができます。
ジャズが聴けるライブハウスや、レーパーバーンのクラブなどナイトライフも充実しています。
港町だから魚介が身近
港町とあって、ドイツの他の地域に比べると、魚介が身近にあるのは日本人の食生活にとって嬉しいポイントです!
港では毎週日曜日の朝にフィッシュマーケットが開催されています。朝5:00(11~3月は7:00)~9:30と早朝の開催ですが、早起きしてぜひ足を伸ばしてみまてください。300年以上の歴史を誇るこのマーケットでは、新鮮な食材が並ぶだけでなく、伝統的な魚の競りを見ることができたり、とっても活気にあふれています。
お天気のいい日にはそのまま港の沿いを散歩してみたり、とっても素敵な日曜日の朝ですね♪
外国人が馴染みやすい
ハンブルクは海運業をはじめ産業が盛んなところなので、外国人、移民も多く、道を歩いていても色々な人種の人を見かけます。ドイツ人、外国人に関わらず同じように接してくれる人が多いので生活しやすいです。
ハンブルク留学のデメリット
物価が高い
ハンブルクは産業が盛んな大都市なので、物価、とくに家賃はドイツ国内で10位以内に入る高い都市にあげられます。
長期留学、ワーキングホリデーで語学学校の学生寮やホームステイからWG(フラットシェア)に移る場合、ハンブルクの1カ月の家賃の相場は光熱費込で470ユーロ(約61,000円)ほどです。
秋冬は天気の悪い日が多い
ハンブルクはかなり北に位置しますが、海洋性気候の影響でドイツの中でも雪は最も少ない地域です。冬の平均気温も0度を下回る日は少なく冬は過ごしやすいでしょう。
しかしながら、秋冬はどんより曇った日が続くので、お天気につられて気が滅入ってしまうこともあるかもしれません。
歓楽街レイパーバーンは女性の一人歩きは避けたい
ハンブルクのにはレーパーバーン(Reeperbahn)という、ヨーロッパでも最大規模の歓楽街があります。新宿の歌舞伎町をもっと刺激的にしたような所です。
ハンブルクのナイトライフの中心地であり、クラブやバー、飲食店が立ち並ぶので特に週末の夜には賑わいますが、風俗店もあるため、昼間であっても女性が一人で歩くのは気が引けます。
暗くなってからの一人歩きは避けたほうがよいでしょう。
ハンブルクの基本情報
正式名称 | Hamburg/ハンブルク |
州 | ハンブルク州 |
面積 | 755.1km² (熊本県と同じくらい) |
人口 | 約1,900,000人 |
外国人の割合 | 17% |
学生の割合 | 6% |
主要空港 | ハンブルク空港(市内までのアクセス電車で約25分) |
住民登録局 | 各地区にあるBürgeramt 住民登録についてハンブルクのHP |
外国人局 | ハンブルク外国人局のHP |
ハンブルクの気候
ハンブルクの年間降水量
出典:https://weather-and-climate.com/
ハンブルクの交通機関
ハンブルクの主な交通機関は、Sバーン(鉄道)、Uバーン(地下鉄)、バス、フェリーです。
これらの公共交通機関はHVVという会社によって運営されています。
ウィークリーチケットやマウスリーチケットは市内数カ所にあるサービスカウンター(Servicestelle )他、駅の券売機で購入できます。
チケット料金は、市内中心から郊外に向かってA~Hまでのタリフゾーンに応じて決められています。
定期券は、自分が利用する区間が何ゾーンにまたがっているかによって異なりますので、お住まいの場所から学校までをカバーするものを買いましょう。区間内は、Sバーン、Uバーン、バス、フェリー全ての交通手段が乗り放題です。ABゾーンで中央駅から約50分圏内をカバーしています。
1カ月定期券 Hamburg ABゾーン:112.8ユーロ(約14,700円)
1カ月定期券 Hamburg AB+1ゾーン:141.8ユーロ(約18,500円)
ハンブルクの様子