ブレーメン Bremen
ブレーメン留学のメリット、デメリットを解説!
ブレーメンの名前は、グリム童話「ブレーメンの音楽隊」で誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
世界遺産に登録されている旧市庁舎をはじめ、まさに童話に出てきそうなロマンティックな景観の残る街です。
古くからハンザ同盟の港町として栄えてきた歴史があり、50kmほど離れたところにあるブレ―マーハーフェンと2都市でブレーメン州を成しています。
航空産業、宇宙産業が主な産業である他、港町ということもあり、海洋研究所、海洋博物館もあります。
しかしながら、同規模のフランクフルト、デュッセルドルフに比べるとビジネス街という感じは薄く、どちらかというとのんびりと留学生活を送れる環境です。大学をはじめ教育機関や研究機関も多いです。
ブレーメン留学の魅力とメリット
歴史ある美しい街並みを楽しめる
ブレーメンはハンブルクと同様、ハンザ同盟の都市として古くから海運で栄えてきた歴史ある都市です。
歴史的な建築物の多い旧市街はまさにグリム童話の世界のような景観を楽しむことができます。
マルクト広場にある市庁舎、ローランド像は600年以上の歴史があり、世界遺産にも登録されています。市庁舎の地下にあるレストランはドイツ最大のワインセラーとしても有名です。
教育機関が多い学園都市
ブレーメンには州立、私立合わせて8この大学がある学園都市でもあります。
比較的規模の大きな都市でありながら、どちらかというとのんびりとした雰囲気があり、日本人も少ないので、語学学習に集中しやすい環境です。
自転車専用車線が整備されていて交通費を節約できる
ブレーメンは、国内の規模の大きな都市の中では最も自転車専用車線が整備されている街です。
その範囲は市内中心だけでなく郊外にも広がっているため、日常生活だけでなく、休日にサイクリングで遠出も楽しむことができます。
月額20ユーロ(約2,600円)以下でレンタルできるレンタサイクルもあるので、活用すると交通費を節約することができます。
ブレーメン留学のデメリット
他の主要都市まで距離がある
北ドイツに位置するブレーメンは、他の主要都市と離れているため、他の地域への観光には時間がかかります。
また、南ドイツに比べると周辺の観光地も少ないため観光には不便といえます。
秋冬は天気が悪い
ブレーメンは北に位置しますが、海洋性気候の影響でドイツの中でも雪は最も少ない地域です。冬の平均気温も0度を下回る日は少なく冬は過ごしやすいでしょう。
しかしながら、秋冬はどんより曇った日が続くので、お天気につられて気が滅入ってしまうこともあるかもしれません。
ブレーメンの基本情報
正式名称 | Bremen/ブレーメン |
州 | ブレーメン州 |
面積 | 325.56km² |
人口 | 約68万人 |
外国人の割合 | 19% |
大学生の割合 | 6% |
主要空港 | ブレーメン空港(市内までのアクセス電車で約20分) |
住民登録局 | 住民登録についてブレーメンのHP BürgerServiceCenter-Stresemannstraße 住所:ZStresemannstraße 48, 28207 Bremen BürgerServiceCenter-Mitte、BürgerServiceCenter-Nordでも可 |
外国人局 | ブレーメン外国人局のHP Migrationsamt 住所:Stresemannstraße 48, 28207 Bremen |
ブレーメンの交通機関
ブレーメン市内の主な交通機関は、バス、シュトラーセンバーン(路面電車)Sバーン(鉄道)、です。
これらの公共交通機関はBSAGとVBNという会社によって運営されています。
両社共同ののアプリをダウンロードしておくと、乗り換え案内が確認できる他、電子定期券も変買えるので便利です。
ウィークリーチケット(Wochenkarte)やマウスリーチケット(Monatskarte)は駅、主要停留所の券売機で購入できます。
1週間定期券:23.80ユーロ(約3,100円)
1カ月定期券:67.8ユーロ(約8,900万円)
ブレーメンは自転車専用の車線も整っています。
長期留学の方は中古の自転車を購入すると交通費を抑えられます。
ブレーメンの様子