フランクフルト【Frankfrut am Main】
フランクフルト留学のメリット、デメリット
フランクフルト空港はヨーロッパのハブ空港のひとつで、日本からの直行便もあります。ドイツの中では最もよく名前の知られた都市のひとつですね。
正式名称はフランクフルト・アム・マイン。マイン川沿いにあります。
国内第5位の都市で、国際企業が多いビジネスの中心地フランクフルト。欧州銀行の本店があり、ドイツだけでなくヨーロッパ金融の中心地です。
国内で唯一高層ビルの建設が認められているため、他の都市では見ることができない高層ビル群が街のトレードマークです。(とはいえ東京を見慣れていると大したことはないなという感じですが…)
市内にはパリっとスーツを着こなした男性、ハイヒールでさっそうと歩く女性が行きかい、まさにビジネス街の雰囲気を醸し出しています。
フランクフルト留学の魅力とメリット
国内外へのアクセスがよい近代的な都市
フランクフルトは大きな国際空港があることはもちろん、ドイツのほぼ中部に位置し鉄道網も発達しているので、各地への交通の便がよいです。
ハイデルベルクやヒルデスハイムといった周辺の街だけでなく、他の都市への旅行にも便利です。
ドイツの他の都市では見ることができない高層ビル群が特徴的な一方で、伝統的な木組みの建物が立ち並ぶ広場やオペラハウスもあり、モダンと歴史のコントラストが魅力です。
多国籍な街
国際企業が多いフランクフルトは、人口に占める外国人の割合も30%と国内でも最も外国人比率が高く、道を歩いていても色々な人種の人を見かけます。日本人も約3,500名生活しており、ドイツ国内では日本人が多い街でもあります。
ドイツ人、外国人に関わらず同じように接してくれる人が多いので生活しやすいです。
英語を話せる人が多いので、ドイツ語ができないうちも英語ができれば心強いでしょう。
数ある日本食レストランで日本食を楽しむこともできますし、ワーキングホリデーではアルバイトも見つけやすいです。
自然も多いフランクフルト
高層ビル群が特徴的なフランクフルトではありますが、実は市域の約半分が緑地という、緑豊かな街でもあります。
市街地は公園や自然保護地域、森などの緑地に囲まれており、フランクフルトのグリーンベルトと呼ばれていて、都会と自然のバランスのよい生活を送ることができます。
フランクフルト留学のデメリット
物価家賃が高い
フランクフルトはミュンヘンに次いで物価の高い所です。物価の高さは特に家賃に反映されます。
長期留学、ワーキングホリデーで語学学校の学生寮やホームステイからWG(フラットシェア)に移る場合、フランクフルトの1カ月の光熱費込の家賃の相場は光熱費込で531ユーロ(約70,000円)ほどです。
食費はしっかり自炊をすれば1カ月200ユーロ(約26,000円)前後です。レストランでの外食費はランチで約10ユーロ(13,000円)、夜は約20ユーロ(約26,000円)と割高になるので、生活費を抑えるには自炊を心がけましょう。
中央駅周辺は雰囲気が悪いエリア
フランクフルト中央駅から通りを数本入ると風俗街になっています。この地域は暗くなってからの一人歩きは避けましょう。
また、バーやクラブでお酒を飲む際には飲みすぎに注意し、必ず信頼できる友人と一緒に行動するようにしましょう。
見どころが少ない!?
国際的なビジネスの中心地、というととても規模が大きな都市に思えますが、実際に行ってみると大都市というほどの規模ではありません。知名度の割には「フランクフルトってビジネス街以外何もない」という印象を持たれることも。
オペラ座、美術館、サッカースタジアム等の文化娯楽施設もありますが、あまり大都市を期待しているとギャップを感じるかもしれません。
フランクフルトの基本情報
正式名称 | Frankfurt am Main/フランクフルト・アム・マイン |
州 | ヘッセン州(州都ヴィースバーデン) |
面積 | 248.31km² |
人口 | 約75万9千人 |
外国人の割合 | 30% |
大学生の割合 | 8% |
主要空港 | フランクフルト空港(市内までのアクセス電車で約15分) |
住民登録局 | 住民登録についてフランクフルトのHP Zentrales Bürgeramt 住所:Zeil 360313 Frankfurt am Main その他各地区にあるBürgeramtでも可 |
外国人局 | フランクフルト外国人局のHP Ordnungsamt Ausländerangelegenheiten 住所:Kleyerstraße 86, 60326 Frankfurt am Main 入り口: Rebstöcker Straße 4 |
フランクフルトの気候
フランクフルトの年間降水量
出典:https://weather-and-climate.com/
フランクフルトの交通機関
フランクフルトの主な交通機関は、Sバーン(鉄道)、Uバーン(地下鉄)、バス、シュトラーセンバーン(路面電車)です。
これらの公共交通機関はRMV(Rehin-Main-Verkehrsverbund)という会社によって運営されています。
RMVのアプリをダウンロードしておくと、乗り換え案内が確認できる他、電子定期券も変買えるので便利です。
ウィークリーチケット(Wochenkarte)やマンスリーチケット(Montaskarte)は駅の券売機、市内に複数あるサービスカウンター(RMV-Vertriebsstellen)で購入できます。RMVのアプリをダウンロードしてオンラインチケットを購入することもできます。
1週間定期券(Wochenkarte):27.2ユーロ(3,700)
1カ月定期券 (Montaskarte):94.5ユーロ(約12,700円)
区間内は、Sバーン、Uバーン、バス、シュトラーセンバーン全ての交通手段が乗り放題です。
※お住まいが郊外になる場合は料金が異なる場合があります。定期券を購入する際にはお住まいの場所から学校までをカバーするものを買いましょう。
フランクフルトの様子