ドイツ語ができなくても留学できる?

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「ドイツに留学したいけどドイツ語は全く勉強したことがない」と不安に思っている方もいらっしゃるかと思います。

ドイツ留学サポートセンターでサポートさせていただく方たちの半分くらいはドイツ語初心者ですが、それでもみなさん無事に留学されてますので安心してください。

語学学校の初心者クラスについて

語学学校にはドイツ語知識ゼロの初心者向けのクラスがありますので、ドイツ語ができなくても留学することができます。

 初心者クラスは各語学学校、毎月1回入学日が決まっています。
毎月第一月曜日としている学校が多いですが、例外もありますので、留学計画を立てる際には、必ず初心者クラス開始日を確認して、その日に入学できるようにしましょう。

初心者クラスではabcd…、ドイツ語特融のアルファベットの発音練習から始まり、数の数え方、挨拶といった内容から教えてくれます。ドイツ語を習ったことがなくても基礎から学ぶことができるのです。

 

初めて学校で英語を習ったときも、こうした基礎から徐々に色々なことを覚えていきましたよね。

 

ただ、日本の学校で英語を習い始めたときと違うのは、先生がドイツ人で授業もドイツ語で行われることです。

「えっ?ドイツ語が全く理解できないのにドイツ語で説明されるって大丈夫…!?」と不安になりますよね。「せめて英語で説明して」と思われる方もいるでしょう。

 

私も初めて語学学校で授業を受けるまでは「ドイツ語という理解できない言語でドイツ語を学ぶってどんな感じ??」とあまりにも未知の状況に不安になったものです。

 

いざ初日の授業を迎えてみると、正直、最初はものすごく戸惑います。というかパニックです!先生はニコニコとゆっくり話してくれているものの、何を言っているのかちっとも頭に入ってこない!

 

それでも、先生は身振り手振りを加えながら表現力豊かに説明してくれますので、なんとなく「〇〇って言ってるのかな?」と想像しながら授業についていきましょう。

これを繰り返してくうちに、「あ、この単語はこういう意味なんだな」というように、少しずつ意味が分かる単語や表現が増えて行きます。

2、3週間ほど経つと授業中に使われる単語にも耳慣れてきて、だんだんとドイツ語で授業を受けることにも慣れてきます。

 

また、ドイツ語でどうしても理解できない時には先生は英語を使って説明してくれますので、どうしても分からない時は英語で質問することもできます。

 

最初の数週間は頭がパンクする思いですが、ちょっとずつドイツ語が理解できるようになっていく自分の成長を楽しんでみてください。

ドイツでは英語が通じるの?

語学学校の授業だけではなく、ドイツで生活していくのにも言葉が必要ですね。「ドイツ語が理解できなくても生活していけるの?英語は通じるの?」ということが気になる方も多いことと思います。

 

ドイツ人は英語を話せる人が多く、個人的な経験ではドイツ語が分からない時は快く英語で説明してくれる人が多いように感じます。

 

特に首都ベルリンは移民や外国人が多く、街中で英語(それ以外の言語も)を耳にする機会が多いです。レストランやお店でも問題なく英語で対応してくれます。

その他、ハンブルク、ミュンヘン、フランクフルト、デュッセルドルフ、ケルンのような経済都市も外国人が多いので、英語が通じる確率は高いです。

 

小~中規模の街になると、英語が通じないこともあります。でもそんな時でも、ドイツ語で親切に対応してくれる人が多いです。

 

英語が通じない環境の方が必至でドイツ語を使って、早くドイツ語に慣れることができるというメリットにもなるので、不安だけでなくポジティブにとらえてみてください。

 

いずれにしても、語学学校に通って1カ月もすれば買い物など日々の生活では困らないくらのドイツ語は分かるようになってきます。少しずつ生活の中でドイツ語が使えるようになっていく自分の成長を実感できますよ。

留学までにドイツ語を勉強しておいた方がいいの?

少しでもドイツ語を知っているに越したことはありませんよね。

ただ、個人的な経験でいうと独学で基礎的な文法を勉強して行きましたが、文法だけ知っていても実践ではほとんど役に立たないな…というのが率直な感想です。

 

文法を知っていても、いざ授業になってみるとしゃべれないし、ドイツ語の音に慣れていないので先生が何を言っているのか聞き取れない…。

 

留学して最初は、文法の理解よりも、聞く、しゃべるに慣れる方が難しいです。日本人の場合は特に、文法は知っていてテストの問題は解けても、コミュニケーション力が追い付かないことが多いです。

(英語ですでにこのような経験をしている人も多いのではないでしょうか。中高で6年間勉強したのにちっとも話せない!ドイツ語でも同じです…)

 

語学学校の授業についていくには、文法知識の有無よりも、先生やクラスメイトの言っていることが理解できるリスニング力、それに対して反応できる会話力が求められます。

なので、留学前に独学でドイツ語を勉強していたとしても、それが文法知識だけだとすると、その分で初心者クラスをスキップできるかというとかなり難しいのです。

 

とはいえ努力は無駄になりません!予め基礎的な文法が頭に入っていると、先生がドイツ語で説明しているときに「あぁ、これはあの事を言っているんだな!」と理解がしやすくなります。

基礎的な文法知識は日本で準備しておいて、その知識をもってドイツでは初心者クラスでいちからコミュニケーションに慣れていく、というバランスでやっていくといいですね。

 

それでもドイツ語はなかなかの曲者なので、独学で文法なんてよく分からない!よく分からないから勉強が続かない!という方は単語から始めてみてください。

ドイツ語がほとんどしゃべれないうちは、文法知識なんかより単語のほうが役に立ちます!単語を並べれば何を言いたいかなんとなく伝わりますからね。

 

身の回りの物、家の中の物、日常の動作など自分の生活の中のものだけでも単語を知っていると留学生活のスタートが少し楽になりますよ。

そして単語を勉強する際には、名詞とセットで冠詞der、die、dasも覚えることをお忘れなく!

オンラインコースを利用する

最近はオンラインコースを提供している語学学校もあるので、日本にいるうちにオンラインで現地の先生の授業に慣れておくというのもありですね。

 

大学進学を目指す方などは、日本で初級レベルを終わらせてから留学すると、語学学校の期間を短縮してその分滞在費を浮かせることもできますので、利用されるのもよいでしょう。

 

ワーキングホリデーであまり語学レベルにこだわりがない方は、いちから語学学校で始めてみるのも海外ならではの経験なので、日本でそこまで語学準備にこだわらなくてもよいかもしれません。

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