ドイツ留学保険について
ドイツ留学生が加入すべき保険を条件別に解説します
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<条件別>ドイツ留学生が加入すべき保険について
ドイツ留学には疾病保険(医療保険)へ加入が必須です。
ドイツでは、国内に滞在する全ての人に医療保険に加入することを法で定めているので、留学生も医療保険に加入することが義務図けられています。
適切な医療保険に加入していないとビザを取得することができません。
ワーキングホリデービザの申請には賠償保険の加入も必須です。
どんな保険を選べばいいの?
では、どんな保険に加入すればよいいのでしょうか?
海外旅行保険を取り扱う会社はいくつかありますが、どれでもいいから適当に入ればいいというものでもないのでご注意を。
ビザの申請要件に必要な保険としてドイツ大使館のHPには以下のように記載されています。
ドイツでの全滞在期間有効な旅行者用医療保険(歯科の治療にも適用され、女性の場合は妊娠時にも適用される保険に加入していることを証明するものを提示してください。)
出典:ドイツ大使館HP
- 歯科治療にも使えること
- 女性は妊娠時の検診にも使えること
ポイントはこれら2つの条件を満たす保険に加入する必要があるということですね。
条件を満たしていない保険だと、ビザがおりないというトラブルにも繋がりますので、しっかりとドイツのビザ申請要件に合った保険に加入しましょう。
クレジットカード付帯の保険では条件を満たしません。
また、申請するビザの種類、年齢により加入するべき保険が異なりますので自自分がどんな保険に加入するべきなのか確認しましょう。
ビザ種類、年齢別加入すべき保険
ビザ種類 | 保険種類 | |
語学ビザ | 民間の保険
(ステップイン保険、Care Concept など) |
|
ワーキングホリデービザ | ||
大学準備ビザ | ||
学生ビザ | 30才以上 | |
30才未満 | ドイツの公的保険( DAK, AOK, KKHなど) |
語学留学、大学進学を目指すにあたっての語学留学期間、ワーキングホリデーでドイツに滞在する場合には、民間の保険会社が提供する旅行保険への加入が必須です。
ドイツのビザ取得要件を満たした保険として、ステップイン保険、ケアコンセプトなどがあげられます。
一方、大学への入学が決まり学生ビザを取得するには、ドイツの法的学生保険への加入が必要になります。大学間の交換留学の場合も同様です。
ただし、30歳以上の場合には公的保険に加入することができず民間の医療保険加入となります。
よって、大学進学のためにまずは語学学校に通う場合、語学ビザもしくは準備ビザの段階では民間の保険に加入をし、大学に合格し学生ビザに切り替える際に保険も公的保険に切り替えることになります。
ドイツの公的保険と民間保険の違いについて
ドイツの公的保険について
ドイツでは全ての国民が公的保険に加入することが法で義務づけられていています。
収入に応じて決められた料率の保険料を支払うことで、みんなが平等に医療を受けられるように制度が整えられています。日本でいう医療保険に相当する制度です。
ドイツの公的医療保険は連邦保健社会省のもと、Krankenkasseとよばれる100以上の公営、民間の保険会社が取り扱っていて(Krankenkasseとして有名なものにAOK, DAK, KKHなど)、加入者はこの中から自由に保険会社を選び加入することができます。
公的医療保険料はいずれの保険会社で加入しても同一料金です。
ただし、各保険会社が個別に定める付加保険料が加わるために各保険会社の定める保険料には若干の差があります。
留学生が加入する民間保険
語学留学の場合にはドイツの公的保険に加入することができないので、民間の保険会社の保険に入ります。この場合の保険はいわゆる旅行保険です。
注意点としては、旅行保険では保険適用開始日以降に発症したものしかカバーされないということです。
持病やドイツ渡航前にすでに日本で治療を開始しているものを引き続きドイツで治療を受ける場合には保険でカバーされません。